ボーイズラブ名作選 ~JUNE・耽美『間の楔』~

こんにちは、aomiです。「ボーイズラブ名作選 ~BLの歴史、予備知識編~」の時系列を踏まえて、今回はいよいよBL史に残る名作の数々をご紹介していきたいと思います。腕が鳴ります。
前回もお話ししましたが、SNSの普及もまだの時代、同人イベントにも行けない(むしろ存在を知らなかった)ような田舎の隠れ腐で読むとしたら商業しかなかったんですよね。
中学生の頃はお金もなかったので週5くらいブック〇フに通ってたのもいい思い出です。
休みの日には遠出して都心の大きなブック〇フに行き、テンションが上がりました。笑

ご紹介したい作品がたくさんあるので、お暇な時にでも「ほうほう昔にはこんな作品が」という風に興味を持って頂ければ幸い!

『間の楔』/吉原理恵子

脳以外は完全なる人工体であるイアソンが、気まぐれで拾ったスラムのリキを自分のペットとして手元に置くことで、本来あるはずのない感情がイアソンの中に芽生えていくお話。
JUNE作品を語るうえで絶対に外してはいけない、言わずと知れたJUNEの代表作でもある「間の楔(あいのくさび)」です。多くの腐女子のバイブル的存在! 私もその一人。
さらには美形鬼畜攻めと男前受けの元祖だと思います。

aomi
可愛い攻め×男前受けが大好きな私ですが、多感な時期に「間の楔」から影響を受けて潔癖長髪美形鬼畜攻め×強気男前受けも大好物!(^///^)

作家 吉原理恵子
発行 1990年
ジャンル SFファンタジー
作品傾向 純愛・ハード
カップリング 長髪美形エリート×スラムの頭
関係性 飼い主とペット

あらすじ

「私がリキを愛してる…と言ったらお前は笑うか?」

何もかもが管理された未来都市・タナグラ。
その片隅の、歓楽都市・ミダス郊外、特別自治区ケレス―通称スラムで不良グループを仕切るリキは、夜の街でカモを物色中、手痛いミスで捕まってしまう。
捕らえたのは、中央都市タナグラを統べる究極のエリート人工体・金髪のイアソンだった。
特権階級の頂点に立つブロンディーと、スラムの雑種―本来決して交わらないはずの二人の邂逅が、執着に歪んだ愛と宿業の輪廻を紡ぎはじめる…。
耽美SF大河ロマン。

レビュー

BLでも珍しいSF作品です。
どちらかと言えばニトロ〇ラスキラル系の、現代要素を兼ね備えたオリジナル近未来SF
架空都市や専門用語もたくさん出てきますが、すんなりと受け入れられると思います。
貧困格差が激しい時代、知能を持った不老不死の人工体(脳のみ生身)によって都市は管理されています。
減少傾向にある女性は隔離されており、男同士でパートナーの存在(ペアリング)になることも珍しくありません。
貧困層が暮らすスラムでの不良グループの頭である主人公・リキも、ガイという親友とペアリングをしていました。
好きだ愛してるだそういった恋人関係ではなく友情の延長線であり家族のような存在。性欲処理もその中に含まれます。
カリスマ性溢れ、自然と人を惹きつけるリキはあまり人に対して心を許さない一匹狼タイプでしたが、唯一心を許せる相手がガイでした。
そんな生活の中で、いつものように歓楽街でカモにスリを仕掛けたところでブラックマーケットを統括しているスーパーエリートイアソンによって捕らえられてしまう。

「ゾッとするほど怜悧な美貌であった。近寄りがたく、かつ、犯しがたい品位すら感じさせる男――それが、イアソン・ミンクだった」

aomi
絶対的な美しさと威圧感を醸し出し君臨するイアソンの表現が絶妙!

たかがスラムの雑種一匹、取るに足らないと見逃そうとするイアソンだったが、いけすかないエリートに借りを作りたくないリキ身体の取り引きを(あくまでも対等に)持ち掛ける。スラムの雑種風情に手を出すほど、苦労していないと相手にしないイアソンだったが、何が何でも借りを返そうと挑発してくるリキの意志の強い瞳にただ物珍しさだけで応じ、結果リキイアソンによっておもちゃにされてしまう。こんなつもりじゃなかったと、されるがまま扱われたことに屈辱を覚えるリキ
リキは若さゆえに怖いもの知らずで「売られた喧嘩は倍返し」という気性が荒く負けず嫌いの性格で、イアソンによって自分が粋がってるだけのただのガキだと格の違いを思い知らされたような感じもします。
その後、リキイアソンとのことは考えないようにと生活していましたが、とある依頼の仕事をこなしている時にイアソンと再会します。実は意図的にイアソンが仕向けた罠だったんですけどね。

aomi
ここの再開シーンはクリスタル文庫版の挿絵がとても印象的…!


そうしてイアソンによって捕らえられたリキのペット生活が始まります。

悶えポイント

・気位が高く、意志の強い瞳をしたリキを自分の従順なペットにするためにありとあらゆる調教をする。
ペットリング(貞操帯)装着により射精管理衆人環視強制自慰、世話係(虚勢済み無気力系「ファニチャー(家具)」として扱われている)にフェラさせる、など。痛みより快感による屈辱によって支配する。

・調教をしている時は衣服も乱さず手袋もしたままだったのに、初めて裸になって手袋も外してリキ自身と触れ合う時の二人の心境の変化。
リキもそのことに戸惑ってるのが萌え…!

・ペットは飼い主に直接抱かれることが少なく、大抵はペット同志でセックスさせてそれを見て楽しんでいるが、イアソンは自らの手で調教し、リキに一度も他のペットとセックスさせないのが萌え!!
一度女の子のペットとリキがイイ感じになっちゃったことがあってその時のイアソンの怒りっぷりったら…!悶

・エリートであるイアソンが同じくエリートであるラウールに、スラムの雑種であるリキを手元に置くことをやめるように言われるが、エリートとしての体裁よりもリキを側に置くことを選び、ラウールの忠告を拒否するイアソン
そこで私がリキを愛してる…と言ったらお前は笑うか?」の名言ですね。最高。

・誰かを好きになるという感情がない人工体であるはずのイアソンリキに対して抱くものとは執着か、それとも……。


あらゆる調教をされた3年間を終え、とある事件により理由もなしにリキはスラムに返されます。
ペット生活から介抱されたことに安堵し自由を謳歌するリキでしたが、その間誰とも関係を持たず、自慰もおざなりに。
イアソンでないと満足できない身体になってしまっていることを自覚したくなかったんですね。
そして一年後。
いよいよイアソンが様々な手段を使ってリキを迎えに来ます。
イアソン自身リキを手放す気などみじんもなく、ただペットリングを外し1年間くらい羽を伸ばさせてやろうとしただけでした。
イアソンに触られると反発したい気持ちに反して3年間じっくりと教え込まれた身体が疼きます。
身体がイアソンを欲していると嫌でも自覚させられたリキはとうとう…

「――して…くれ、よ…」

aomi
かんわいいいい~~!!つ///`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚萌
初めて自分でイアソンを求めるリキ…!

そうして再びリキにペットリングがはめられ、再度イアソンと共に生活を送るようになります。
ペットは割と若い子が多いんですが、大人になってまでエリート中のエリートであるイアソンのペット、しかもキスマークが絶える日がないほど抱かれているリキに他のペットは嫉妬です。
リキを手元に置くことでイアソンも外野からギャーギャー言われますが、聞く耳持たずリキと穏やかな日々を送っていたと思うんですよ。
リキを愛してからの、イアソンの深く執拗な愛情が言葉はなくともひしひしと感じてきて、胸が締め付けられます。

そんなある日、ガイリキイアソンのペットであることを知られてしまう……。

イアソンガイに対するそれぞれのリキの想いと選択を見届けて欲しいと思います。。

まずはハードカバー版をおすすめします

加筆修正された文庫版(クリスタル文庫は途中打ち切り、その後キャラ文庫で完結)も発売されていますが、吉原先生の文章の書き方が変わってクセが強くなりすぎているので、

是非ともはじめはハードカバー版を読んで頂きたい…!


OVAもリメイク版が発売されていますが、そちらも過去のものを…!
初代は、絶対的スーパーエリート長髪美形のイアソンは今は亡き塩沢兼人さん、一匹狼でクールだが破天荒でカリスマ性溢れるリキは関俊彦さんです。
二代目はイアソンが大川透さん、リキが伊藤健太郎さんです。

aomi
大川さんもとっっっても素敵なお声ですが、やはり塩沢さんがドンピシャでイアソンすぎて。あとイアソンの親友のラウールは速水奨さんです。耽美の黄金ペアすぎる…! 二代目ラウールは黒田崇矢さん。大川さんと黒田さんのペアも濃!

好みもあると思いますが、過去の作品ってセル画ならではの重みがあるんですよね。
正直、小説もOVAもリメイク版もファンへの蛇足に感じるので初めてお手に取られる方には過去のものからお手を出していただきたいです。
ハードカバー版も初代OVAも無駄なところが一切なく、ひとつの作品としてきれいにまとまっていて、まるで映画を見ている様。一生に一度読んで損はない作品です。
文庫版にはイアソンリキをペットにしていた3年間が濃密に描かれているので、ハードカバー版を読んだ後に文庫版を読めば一層楽しめると思います。

ちなみにこのレビュー、本を見ずに書いていますが我ながら植え付けられた記憶すげぇとなっています。記憶違いがあったらごめんなさい。m(__)m

吉原先生の作品は他にもご紹介したい作品があるので、まだまだ続きます!

ボーイズラブ名作選 ~BLの歴史、予備知識編~

こんにちは、aomiです。 儚げな受けが桜によって攫われてしまいそうな不安に駆られ、 攻めが思わずその手を取る季節がやってまいりました。 しかし日差しは暖かいですが風はまだ冷たいですね。 寒暖差にはくれぐれもお気を付けください。

今回は少し趣向を変えて、男同士を取り扱った名作の数々をご紹介してみようと思います。 今でこそSNSが普及したり、同人やBLがオープンマインドに捉えられている時代ですが、 田舎でひっそりと腐女子になった思春期の私は隠れてひたすらBLを読み耽ることが楽しみでした。

ゆりかごから墓場までならぬ、JUNEからボーイズラブまで。

BLの歴史

男同士を取り扱った作品には「耽美」「JUNE」「ボーイズラブ(BL)」「やおい」等 さまざまな名称があるのをご存知でしょうか。 私もリアルタイムにその時代を生きたわけはないので、 独断と偏見による解釈になってしまうかもしれませんが少しだけ解説したいと思います。

ボーイズラブ(BL)」という呼び方は比較的新しい呼び名で、 元々は「耽美」や「JUNE」と呼ばれていました。

耽美

ボーイズラブ(BL)」の元祖でもある「耽美」は1960年末に萌芽が見られ、 70年代には「24年組」と呼ばれる女性漫画家たちが少年同士の愛を描いた 「風と木の詩」(竹宮惠子)、「ポーの一族」(萩尾望都)、「摩利と新吾」(木原敏江) などを少女漫画雑誌で発表しブームとなりました。

現在の「ボーイズラブ(BL)」のように「JUNE」(後述)が浸透し、 腐女子の間では「耽美」も「JUNE」の一部(もしくは同義)になりましたが、 「耽美」と呼ばれなくなった理由として谷崎潤一郎や永井荷風などの耽美派と ごっちゃにならないように、との説もありますね。

美しさにはそれゆえの「儚さ」があります。 そして、怖くても、惨くても、ただひたすらに美しい……それが「耽美」。 思春期の多感な時期、一過性の少年愛もこれに含まれます。 (「車輪の下」(ヘルマン・ヘッセ)は耽美的少年愛の元祖だと思う) 中村明日美子さんや笠井あゆみさんのように、ビジュアルでわかりやすいものもあれば、 小説に関しては「JUNE」との分類が難しく、曖昧です。 (ちなみに昔の本屋でBL小説コーナーは「耽美」と書かれていました) 雰囲気はかなり退廃的で、舞台が外国だったり、ギムナジウムだったり、時代劇だったり、 どこか情緒があったり、ファンタジー的なのが特徴かもしれない。 そして愛憎劇が多い気がする。

耽美作品に対しての印象は「何よりも際立つ美」、 しかし、美が際立ってるからといってエロくないと思ったらびっくりです。 耽美小説界の巨匠・山藍紫姫子さんは、

エロ(スーパーハード):240% 人間臭さ(嫉妬や憎悪等々):120% 美しさ(耽美):530,000%

すべてが濃い中で美しさが秀でてフリーザ様レベルなんです。 耽美作品はエロティシズム(官能)も美としてとらえている傾向にはあるかな。 少なくとも「○○たそ萌える~~!(*´Д`)ハァハァ」とはならない。笑

現在の「耽美」の扱い

元祖が少女漫画だったからか、一般向けに近い気がする。 必ずしも男同士に限らず、現在ではその生半可ではない突き抜けた世界観から サブカル系に分類されることもありますが、 一般向けだからと言って一般人の方が迂闊に手を出したら大やけどします。 かなり括りが大きく、サブカル色の強い「ライチ光クラブ」(古屋兎丸)はグロだし、 先ほどにも挙げました山藍紫姫子さんの「アレキサンドライト」はファンタジーSMです。 ちなみに「アレキサンドライト」は角川文庫で一般書扱いで発行されましたし、 「ライチ光クラブ」は舞台化もされましたね。

<参考> 作家:竹宮恵子(漫画家・少女)、古屋兎丸(漫画家・一般)、中村明日美子(漫画家・BL)、 山藍紫姫子(小説家)、山本タカト(画家)、天野喜孝(イラストレーター)等 作品:「ストロベリーデカダン」(本橋馨子)、「銀の鎮魂歌」(吉原理恵子)等

JUNE

耽美」の次に生まれたのが「JUNE」と言う言葉。 言葉自体が発生したのは1979年2月になります。 現在のジュネットの親会社・サン出版から刊行されていた雑誌 「JUNE」(創刊当時は「comicJUN」)が由来です。

禁忌」「禁断」「背徳」ゆえの「苦悩」や「葛藤」があり、 「耽美」同様ヘビーな内容も多く、必ずしもハッピーエンドではありませんが、 「耽美」よりも、より「」や「同性同士」が強調されたイメージ。 主人公たちの「恋愛」を中心に進む作品は少なく(例えば事件だったり)、 更に男同士の関係が「恋愛」という枠に収まらないところが特徴です。 それは執着だったり、興味本位だったり、憎悪だったり、因縁だったり……。 さらに男同士という「禁忌」「禁断」「背徳」が強調されているので、 「苦悩」や「葛藤」も多く、軽々しく「好き」や「愛してる」と言えない風潮だった気がします。

二人の間に何かが生まれたのは確かだけれど、 はたしてそれは愛と呼べるものだったのだろうか……。みたいな!

かなりドラマチックな作品が多く、物語性が高いと思います。 ちなみに私は「間の楔」(吉原理恵子)で育ちました。

雑誌から生まれた「JUNE」という言葉ですが、徐々にそれが現在の「ボーイズラブ(BL)」同様、 男同士の関係性(複雑すぎて「恋愛」という言葉が使えない)を示す代名詞になります。

当時「JUNE」で連載していた「小説道場」(中島梓)や、 「ケーコたんのお絵かき教室」(竹宮恵子)で、多数の作家が輩出されました。 このあたりは本当に名作が多いんですけど、浮かぶ作品が小説ばかりなので やはり「小説道場」の影響か、小説がブームだったのかもしれない。 気になったので調べたところによると、 当時は小説がメインだった雑誌が多く発行されていましたが、 時代の流れと共に漫画など絵の方が求められていくようになったため、 小説雑誌で発売していたものは次々と休刊・廃刊に追い込まれていくことになったのだと。 漫画がメインになるにつれ、ライトな作品が徐々に増えていき、 「JUNE」から「ボーイズラブ(BL)」に移り変わっていったのかもしれないですね。 そう考えると、吉原理恵子さんの「幼馴染」とかはライトBLの先駆けだったのかなぁ。

<参考> 雑誌:「JUNE」「イマージュ」 小説:「間の楔」(吉原理恵子)、「フジミ二丁目交響楽団シリーズ」(秋月こう)、 「終わりのないラブソング」(栗本薫)、「タクミくんシリーズ」(ごとうしのぶ)、 「龍神沼綺譚」(榊原姿保美)等 漫画・挿絵:西炯子、道原かつみ、吉田秋生、小林智美、等

当時は男同士の性別を越えた「関係性」に対する萌えと、 その上で成り立つ「物語性」が大きいものだったのかも。 「耽美」や「JUNE」を愛している者からすれば、 ライトな印象の「ボーイズラブ(BL)」との使い分けはかなり重要になってくると思います。 (一概にすべての「ボーイズラブ(BL)」がライトだとは言えませんが、「当時」のイメージで)

やおい

少年漫画の男キャラクター同士をこっそり×××させる パロディ同人誌ブームが80年代から盛んになり、 基本的にノーマルである男キャラクターを邪な目で見た腐女子たちが 自分たちの作品や妄想を自虐的に「山なし、オチなし、意味なし」と捉え、 その頭文字を取って「やおい」と呼ぶようになりました。 パロディということに対する自らの戒めもあったのかもしれない。 なんとなく、腐女子たちの「いいから勝手に萌えさせろ!」って感じが伝わってくるような。笑 その「やおい」が徐々に同人とは関係なく「男同士の恋愛」自体を示すものとなり、 腐女子に使われるようになったんじゃないかと。 「JUNE」よりライトな印象なので、こっちの方が「ボーイズラブ(BL)」に近いものはあるかも。 つまり、現在の「ボーイズラブ(BL)」は「JUNE」と「やおい」が融合されたもの?

<参考> 同人誌(二次創作)

ボーイズラブ(BL)

言わずと知れた、男同士の恋愛の代名詞ですね。 「ボーイズラブ(BL)」という言葉が登場したのは、 1991年12月に白夜書房(コアマガジンの親会社)発行のオリジナルアンソロジー 「イマージュ」のキャッチコピーに「BOY’S LOVE COMIC」と冠したことからでした。 ただこれも言葉が作られた当時は現在のライトなイメージではなく、 元々は「耽美」・「JUNE」の言い換え語だったようです。 現在では手に取りやすいライトさがある男同士の恋愛物を示す言葉になりましたが、 BL雑誌から耽美的な、またはJUNE風味の作品が連載されることもあるので、 「ボーイズラブ(BL)」という大きな括りの中の耽美系、JUNE系、と言う感じになっていて、 「ボーイズラブ(BL)」は男同士の恋愛物(女性向け)の総称となっている気がする。

<参考> 雑誌「Chara」、「BE×BOY」、「Dear+」、「BOY’Sピアス」、「onBLUE」等

なんとなく、「きのう何食べた」(よしながふみ)や 「ニューヨーク・ニューヨーク」(羅川真里茂)等は一般向け作品扱いの感覚です。 発行元も関係してるような気もするけど。

まとめ

私の感覚で言えば、「耽美」は同性愛作品の元祖。 卓越した美しさゆえの儚さと怖さが感じられる。現在ではサブカルチャー扱い。 「JUNE」は物語性と男同士の関係性が重視され、 同性であるがゆえの「禁忌」「禁断」「背徳」が強い作品。 「やおい」は同人界隈で使われていたが、 徐々に「男同士の恋愛」として広い意味ででも使われるように。 「ボーイズラブ(BL)」は親しみやすい、手に取りやすいライトさがある。 また、男同士の恋愛物(女性向け)の総称。

本来の意味は違っても、男同士のアレソレ(女性向け)に対して、 「耽美」→「JUNE」・「やおい」→「ボーイズラブ(BL)」 という風に移り変わってきたということです。 かなり主観的に話をしましたが、間違ってたらすみません。

この記事の内容を踏まえて、 「耽美」・「JUNE」を中心に、名作の数々をご紹介していきたいと思います。 お付き合いいただけたら幸いです!

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「ジャッカス!」触っていいって誰が言ったよ。

あらすじ

 優等生 × 陸上部 

触っていいって誰が言った?

ズボラな姉のせいで、うっかりパンストを履いたまま登校した啓介。
このままではクラスの笑い者!!
危ういところを親友・正行の機転で乗り切るも、
保健室で着替えるさ中、正行が脚をガン見していて……。

Renta2016年上半期第3位、パンスト男子の青春デイドリーム。

描き下ろしは14ページ「篠原家」。
亜希子に彼氏ができて家を出た。そして空いた部屋には…… !?

ジャッカス!【電子限定おまけ付き】

ジャッカス!【電子限定おまけ付き】

ジャッカス!【電子限定おまけ付き】

[著]スカーレット・ベリ子

ストーリー ★★★☆☆
作画 ★★★★☆
エロ度 ★★★★☆
表情豊か ★★★★☆
青(性)春…? ★★★★★




レビュー

こんにちは、春のスカーレット・ベリ子祭3冊目『ジャッカス!』です。
こうも私のツボを刺激してくるのに、3冊連続で読んでもマンネリしてこないのは素晴らしい!

ジャッカス!』の読みどころはこちら。
青春漫画なのになぜこんなにもクセが強い?
思春期の葛藤ゆえの追いかけっこがもどかしくも可愛い。
他のカップルも気になる。

詳しくはストーリーで。

萌え要素ピックアップ登場人物紹介

啓介・受け

高校三年生。陸上部で美脚の持ち主。姉と二人暮らしをしている。
目つきが悪くて顔が怖いが正義感が強く優しい。体毛が薄い。

正行・攻め

高校三年生。啓介の親友で実は脚フェチ。
イケメンで物腰が柔らかく優しい更に金持ちで女子に人気がある。

克己・攻め

啓介の幼馴染で高校の後輩、保健医の荒巻と付き合っている。
小柄で可愛らしい顔をしているがドSでド攻め。
愛想が良く見た目優等生面しているが陰でたばこを吸ったり素行が悪い。
二丁目のデザイン事務所でバイトをしている。

荒巻・受け

保健医だったが、克己と交際しているうしろめたから学校を辞める。
三白眼の乾いた中年だが色気があり、克己の将来のことを真面目に考えている。

晴臣・受け(推定)

克己と同じクラスで、女の子っぽい克己を嫌悪している。
しかしその実は克己に対して恋心を持っており、克己によって自覚させられる。
偶然街で見かけた荒巻と克己のキスシーンを目撃し、写真を撮ってばら撒こうとしたが、
またしても偶然現れた保坂によって阻止され、あげく気に入られる。

保坂・攻め(推定)

克己のバイト先のデザイナー。晴臣がお気に入り。

見ての通り3組のカップルが存在していて、登場人物多!!
メインは男子高校生同士のお話になりますが、同時進行で2組のカップルも楽しめます。
いやしかし、こんだけの登場人物とカップルがいたら物語が拗れそうなものですが、
きれいにまとまっていて、構成力がすごい

ストーリー

青春漫画なのになぜこんなにもクセが強い?

親友の正行が身体目当てで自分に求愛してきて、複雑な啓介。
女相手みたいに扱われるのむかつくし、かと言って身体だけが目当てと言われると腹が立つ。
友情、恋愛、性欲、進学、思春期ゆえの葛藤がてんこ盛りの青春漫画です。
でもマニアックさが拭えない。はい。すべてはストッキングのせいです。
だらしのない姉のせいで学校でパンストを穿いてしまった啓介。
その現場を正行に見られたことにより正行の隠れた美脚フェチが明らかになる。
連れ込まれた保健室で強引に脚を堪能され、感じてしまう啓介だったが、
正行に啓介は女の子みたいに面倒じゃないし、脚は最高だし、
「俺にはお前がいいのかも」と言われたこと、
そして女の子に対する機嫌取りのように自分に対して
靴をプレゼントしてくる正行にどこかカチンときてしまう。
徐々に気持ちが正行に傾いていく啓介はそのことを見ないふりをして、
正行とは友達でいたいと伝え、粘り強く啓介を落としにかかっていた正行だが、
啓介のために元通りの友人関係の戻ることを了承する。
しかし、今までのことがなかったかのようにアッサリと元通りに振る舞う正行に対して、
どこか納得のいかない啓介は自分の恋心を自覚してしまう。

aomi
啓介に対して軽口で「そこまで引きずることじゃなくない?」「俺はもうなんとも思ってないから」と残酷な言葉を投げてくる正行にこっち(啓介)の気持ちも知らないで!! ってなる~~!!

そしてここから押せ押せの啓介が始まる……!

追いかけっこがもどかしくも可愛い。

啓介の脚に執着していた正行。
正行のために友人関係に戻るという名目でしたが、実は正行自身、
散々啓介をオナニーの道具としていたくせに啓介が自分に気持ちが傾いてきていることを察し、
気付かないふりをして「啓介が嫌ならやめる」といいつつ逃げただけだったのです……。

aomi
ノンケゆえのびびりとズルさと優しさの割合が最高に萌える!!

始めは正行の方が啓介に対して押せ押せなのに、恋愛感情が持ち出されると引いてしまう。
そのことに気付いた啓介は納得がいかず、今度は啓介が正行に対してグイグイいきます。
元の友達同士に戻ったが、正行の啓介の脚に対する興奮は変わらない。
そのことに優越感を覚える啓介はわざと脚を使って誘い、啓介を追い詰めていく。
二人が抱えているものが爆発し、ぶつけ合った後、
普段温厚な正行が本心に抱える不満を知った啓介はもう一緒にいることはできないと、
次の日、正行が(多分謝ろうとして)話しかけてきた時に
「(昨日は)なにもなかった。一緒にいるのも文化祭(二人は実行委員)が終わるまでだ」
と別れを告げる。

他のカップルも気になる

同時進行で進んでいくのが
克己×荒巻のカップル。
こっちはこっちで、先生と生徒という立場での葛藤、
克己はまだ高校生なのに中年の自分が側にいていいのかなど、さまざまな問題が発生します。
ちなみに、ノンケだった荒巻をアタックし続け
強引にゲイの道に引きずり込んだのは克己の方らしいです(笑
見た目ワイルドなのにいい人すぎて荒巻先生可愛い……。
ただ同時進行するわけでなく、この二人の関係が正行×啓介に影響を与えて、二人を導いてくれます。
更に更に、気になるのが保坂×晴臣のカップル。
克己と荒巻の関係にヒビが入るキッカケになる晴臣ですが、
キツく当たっていた克己に対して実は(多分攻めの立場で)恋をしていたっていうのも可愛いし、
最後には二人の関係を応援して潔く失恋するのもかっこいいし、
軟派な感じだけど優しくて面倒見のいい保坂さんに抱かれるのも時間の問題じゃないかな…笑

今後、2組のカップルのスピンオフにも期待しちゃう一冊でした♡
これにて春のスカーレット・ベリ子祭は終了です。
お付き合いありがとうございました!
みなさま良い新年度を!

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『四代目・大和辰之』クセっ毛保育士と掘られヤクザ、覚えている? あの日の約束。

あらすじ

 保育士 × 893の跡取り 

関東中心に勢力を広げる一大ヤクザ組織・大和会(おおやまとかい)。
その四代目である大和辰之(おおやまとたつゆき)はある恋に破れ、腑抜けた生活を送っていた。
見かねた若頭・浅生田(あそだ)はそんな彼に九州地区を統括させようとする。
だが福岡に着いても気分は乗らず、飲み歩いて公園で寝ていた辰之は、
突如何者かに連れ去られ、欲望にまみれた一夜を過ごす——!?

人気コミック「みのりの手」スピンオフ作品。
新鋭スカーレット・ベリ子、待望のデビューコミックス。
描き下ろし「非日常が日常」も収録。

電子書籍で人気爆発 Renta!2015年BLコミック部門、上半期ベストセラーランキング、第一位!

【コミックス版】四代目・大和辰之

【コミックス版】四代目・大和辰之

【コミックス版】四代目・大和辰之

[著]スカーレット・ベリ子

ストーリー ★★★★☆
作画 ★★★★☆
エロ度 ★★★★☆
表情豊か ★★★★☆
ドンピシャ度 ★★★★★

レビュー

こんにちは、春のスカーレット・ベリ子祭2冊目。
大本命『四代目・大和辰之』です。
前回『みのりの手』で登場した大和辰之のスピンオフになります。

前回のあらすじ
関東中心に勢力を広げる一大ヤクザ組織・大和会。
その四代目である大和辰之は家業を継ぐのを嫌がっていたが、
若頭・浅生田に送られた整体院の整体師・重藤稔によって調教されてしまう。
仕事に真面目に取り組みだした辰之だったが、
稔は長年の未練を断ち切り、想いを成就させて整体院を閉院。
辰之の前から姿を消したのであった——。

シリアスっぽく書きましたがそうでもありません。
なすすべもなくかなりあっさり失恋してます。
はやく辰之を幸せにしてあげたい……。

例によって今回もあらすじを読まずに読み始めました。
表紙で興味を持つものとあらすじで興味をもつものとありますが、
表紙で興味を持ったものは色々自分の中で妄想し、
期待が膨らんで良くも悪くも期待が裏切られたりして楽しく読むことができます。
今回、受けは把握していましたが攻めは全くの予備知識なしでした。
が、これがドンピシャ!
女顔で保育士で優しいお兄さん攻め
! 最高か?
個人的に、前回のみのり先生よりこっちの先生の方が可愛くて好みです♡

萌え要素ピックアップ登場人物紹介

大和辰之・受け

凶暴凶悪ヤクザ。24歳。俺様でわりとえっちにもノリノリ。
の過去を知って守りたいと思う(そして守る)。
尻で抱くタイプの包容力受け。

小鹿望・攻め

ゆるふわ系保育士。多分辰之より年上。
女顔を眼鏡で隠している。辰之のことが大好きだが無理強いはしない。
絶望の淵の中、辰之に救われた過去がある。死にたがりの生きたがり。

櫓木

が勤めている保育園の園児の父親で金貸し(金融)。
旧知の仲である辰之の父親が好きで、
辰之を利用し父親を手に入れたいと思っている。

ストーリー

四代目になるための修行と称して、
九州ブロックを統括してくるように若頭・浅生田(あそだ)は辰之福岡に送り出す。
しかし、どうしてもみのり先生を思い出してしまう辰之は福岡の繁華街でヤケ酒を煽っていたが、
悪酔いして夜の公園で倒れているとみのり先生に似た男に助けられる。
そのまま男の家で介抱されるが、みのり先生だと思い込んでいる辰之は男を誘う

aomi
焦がれて焦がれてずっと待ち望んでいたみのり先生に抱かれ(ていると思ってい)る辰之が与えられる快感に従順で健気でとっても可愛い……!

あつ~い一夜が明けて、目覚めて混乱している辰之をよそに暴走する謎の男。
「ずっと……会いたかったよ!」
誰だこいつってなりますよね。笑
逃げようとする辰之に、昨晩の動画(男は記念と言っている)を撮られていたということが分かる。
「運命の人だ」とか、「俺の人生を変えてくれた」とか、「昨日は素敵だった」とか、
相手のペースに流され、男はそのまま出かけて行ってしまう。

動画を消去するために、男が書き置いていったメモの場所へ行くと、そこは保育園だった。
男は小鹿望という名前の保育士だということが分かる。
どうして辰之のことを知っているのか、話は彼の悲惨な過去の話に遡る。

その話を聞いた辰之は昔のことだと、家業だって継ぐつもりはないと突っぱねる……。

辰之が保育園に来ている際に娘を迎えに来た櫓木とひと悶着後、辰之に対して
「デートをして、その時間内に自分に気付かれずに
上着のポケットからスマホを奪い取れたら例の動画を消す」

という勝負を持ち掛ける。
条件をのむしかない辰之の執着ぷりに対して迷惑そうに
「気持ち悪ぃんだよ」という言葉を投げるが、
「端から好きになってもらおうなんて思ってない」ということを伝える。

aomi
想うことだけで満たされている辰之に対する恋心に健気萌え……。
自分の人生を救った辰之の存在がそれほど大きいんだろうね。かわいい。

自己嫌悪に陥り、夜の街で暴れた際にソープから逃げ出した女を
捕まえに来た黒服の邪魔をしてしまったことでオトシマエをつけることになってしまった辰之
ソープが櫓木の店だったことから、櫓木に女の借金も合わせて2000万を請求されるが、
父親には頼ることは絶対にしたくない辰之
前回保育園での様子を見て、の過去を知っている櫓木は辰之が寝たことを察して
の身体を使って支払わせてもいいと持ち掛けてくる。
そんなことさせられるかと逆上した辰之だったが、
「君には何ができるの? 」という櫓木の言葉に反論できず……。

aomi
櫓木に抱かれる前に、
には何も言わずにたくさん抱かれるのが萌えです……。
自分のために身体を鍛え、
自分のために生きてきた目の前の男を味わう辰之
確実に辰之の気持ちがに傾いてきているのが分かる……;///;萌

その後の萌えポイント
電話越しにに名前を呼ばれ心地よさと切なさの中で別の男に抱かれる。
普段は温厚な辰之のことになると激情を露にする。
櫓木の辰之の父親に対する想いの行方は……。

読み終えて

後日談の二人の甘くてえっちな描き下ろしもあって読み応え満載の一冊でした。
やっぱり受けながらも攻め気を忘れない辰之がえっちで可愛い。
押され気味のが雄むき出しにしてくるところも相当萌えます。
の不意に出てくる博多弁も可愛い♡
あと、出会った当初は辰之に奉仕の人だったがわがまま言っちゃったりして、
かなり二人の関係が深まってきてるのが分かる!!
なんだかんだ、辰之って包容力系の甘やかし受けなとこあるし、
二人の相性バツグンじゃない!?
関係性がより良い方向に傾いていってるのも素敵だなぁと思いました。
ラストは甘やかしてくれる辰之に対して分からないように泣きそうな顔してるが!!!!
親に愛されず、トラウマを抱えながら辰之を支えに生きてきて、
幸せになれてよかったね!!!!!!!!!涙

あ、このレビュー読み返してハッとなったけど、
最初は辰之を幸せにしてあげたい一心だったのに最後は素での幸せを喜んでた……。笑
でも辰之を幸せにしたことで辰之幸せになったね。
二人とも末永くお幸せに!!

ではではお付き合いありがとうございました!

『みのりの手』みのり先生の純情官能マッサージ日記

あらすじ

 美形整体師(総攻め) ×  893・芸能人・スポーツマン同級生 

評判の美形整体師、重藤稔(しげふじみのり)のもとには
ヤクザから芸能人までさまざまな客が訪れる。
ここで「スペシャル」な施術を受けた彼らは身も心も下半身も
リラックスして再び仕事に戻ってゆくのだ。
みのり先生のドSの入ったクールな性格も魅力らしい。
そんなみのりには雨の日に思い出すある記憶があった。
ぬかるみのグラウンドと、胸が締め付けられるようなあいつの笑顔と――。

その後のみのりと壮太の日常を描いた描き下ろし「日常会話」、
短篇「幸せのかたちB4サイズ」も収録した、
新鋭スカーレット・ベリ子、待望のデビューコミックス。
Renta!2014年BLコミック部門、ベストセラーランキング第1位!

【コミックス版】みのりの手

【コミックス版】みのりの手

【コミックス版】みのりの手

[著]スカーレット・ベリ子

ストーリー ★★★☆☆
作画 ★★☆☆☆
エロ度 ★★★★☆
表情豊か ★★★★☆
性癖を刺激する度 ★★★★☆




レビュー

お久しぶりです。aomiです。
目まぐるしい毎日でレビューを書くのが約二ヵ月ぶりになってしまいました……。汗
積み本が増える一方です。

今回ご紹介するのはスカーレット・ベリ子さん。
見た目攻めらしい方が受けだと評判で以前から気になっていた作家さんで、
先日職場の同僚におすすめされ、いざ読んでみようと立ち上がりました。

というわけでまだまだ寒い日も続きますが、春のスカーレット・ベリ子祭です。
ラインナップは下記のとおり。
みのりの手
四代目・大和辰之
ジャッカス!
個人的には『四代目・大和辰之』が非常に気になる……!
と、訴えると
『みのりの手』のスピンオフになるので『みのりの手』から先に読んでください
とのことでした。
ほほう。

ここからは基本的にネタバレになります。

カルテ①

っていきなり目当ての893キターーーー!?
初っ端から反抗的にキャンキャン鳴いててとっても可愛い。
893の息子だが跡目を継ぎたくないと息巻いてる大和辰之くんがやってきたのは
世話係に紹介された、重藤稔が営む整体院。
こういったタイプの職業モノの萌えって、
ズバリ医療行為に対して受けが気持ちよくなっちゃうこと。
えっちなことが目的ではなく、身体の不調と治すために施術されているのに、
触られるのが気持ちよくて身体が反応しちゃう。

そんな自分に対して恥ずかしくなるのとかとってもかわいいですよね。
治療なのに感じちゃってイケナイ子♡ってやつですよ。萌
辰之も同様、みのり先生に敏感な部分を触られ反応してしまい、
相手はただの優男だ静まれ静まれと自分に言い聞かせていたのですが、
みのり先生の優しそうな表情の裏に隠されたドSが発動。
筋肉を弄られて身体が麻痺してしまい、あれやこれやと快感を与えられてしまう。
実はこのみのり先生、世話係に頼まれて若である辰之の調教を頼まれていたのであった。

「お外に出たらいつもの怖いあなたに戻って お仕事をがんばる
ちゃんとできたらまたご褒美をあげる ね? お返事は?」

そんな甘く優しい言葉に頷くしかない辰之でした。
生意気で偉そうなDQNが優しいお兄さんの手練手管で従順になっていくの萌える~~!
施術が終わり、借金の取り立てに向かう辰之
先生に惚れたな。

カルテ②

先生の次のお客さんは裏表激しい生意気な芸能人です。
実は、あらすじを全く読まずに読み始めたので、
整体師が客を次々に抱いていくという流れだと知りませんでした。
ええーー辰之とはどうともならないの!?
まぁ、まさに先生的にはオシゴトの一つだったんでしょう。
健気でツンデレ可愛いDQN受けを愛して幸せにしてあげたい私はいささかショックでした。

「カルテ②」に関しては傷心だったことと、
あまり受けがタイプではなかったので割愛させていただきます。
ところどころイケメン青年風に描かれているのですが、
コマによって身体つきが細く華奢になったり顔が丸こく可愛くなったりしちゃうところが残念……。

カルテ③

表紙のカップリングで、これがメインのお話になります。
1、2話はわりとエロメインのお話でしたが、ここからガラリとシリアスに突入します。
「カルテ②」の芸能人編で整体院にカメラが入ったことで、
みのり先生をずっと探していた男が突然押し掛けてくる。
大学時代の同期で、みのりマネージャーをしていたサッカー部の元エースで恋人だった壮太だ。
壮太は大学時代に脚を壊していて、それを止められなかったみのりは自分を責め、姿を消した。

萌えポイント

1、昔の話をしようとする壮太無理やり犯して黙らせるみのり
2、尋ねるたび無理やりな行為を何度も迫られ、突き放されるが食い下がらない壮太
3、自分が許せないみのりを包み込む壮太スパダリ包容力受け

どんなに酷い抱かれ方をしようと、突き放されようと、
みのりを追いかけ続けた壮太がちゃんとセックスできた時、
もうどこにも行くなという意味で密着した体位を要求するのが萌え…♡
その後店を畳み、壮太の元で一緒に選手のサポートをすることになったそうです。
みのり先生幸せになってよかったね。

しかしですよ。
描き下ろしで辰之が先生に置いて行かれて失恋してるひとコマ。。。
切ないから早く幸せにしてやって!!

あと、この時はかなり不安定な絵柄で線も細いですが、
描き下ろしで絵が、というよりタッチ?など表現力含めた画力がごっつ上達されている……!
これがデビュー作らしいですが、次の作品読むのが楽しみです。

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『好きな人ほど』好き好き うるせえよ……/Part.2

あらすじ

 新人営業マン × 怖い先輩 

毎日口に出して言ってやる――好きだって

厳しくて苦手な先輩・米田と付き合うことになった新人営業マン・飯田だが、
恋人同士になっても米田の態度は変わらぬまま、
残業中にオレ様な態度で性処理を強要される。
蔑まれた態度に限界を越えた飯田は米田を避けるようになるが、
米田の態度が愛情の裏返しだったと知る。

ストーリー ★★★★☆
作画 ★★★★☆
エロ度 ★★★★☆
萌え ★★★★★
キャラがツボ ★★★★★
好きなひとほど

好きなひとほど

好きなひとほど

[著]はらだ

レビュー




好きな人ほど』の続きです。
前回あんなに長々と語ったのに↑にあらすじまとめたら5行で済んだよ。笑
米田がびっくりするほどのツンデレだと知り、
毎日言葉にして「好き」と言ってもらう約束を交わした飯田でしたが、
投げやりに言われたりして甘い雰囲気にならない時もある。
そんな毎日も楽しいと、思える飯田でしたが、
二人の関係に気付いていた同僚の麦田に、米田に抱かれていることを白状させられ

「ねぇ、狙っちゃおうよ 下剋上」

(楽しそうに)そそのかされてその気になった飯田だったが……。

いよいよ下剋上です。
「先輩を抱きたいです。抱かせてください」
と正面からお願いする飯田でしたが、案の定米田は嫌がる嫌がる!
普段掘ってるくせにいざ自分が掘られる立場になりうることを自覚した瞬間の米田の表情が素敵。
「童貞捨ててえならどっか風俗でもいって捨ててこい!」
(飯田は童貞じゃないみたいなんですけどね……童貞だと思い込んでる米田可愛い……笑)
その言葉にカチンときた飯田はそのまま出て行こうとするが……引き止めてくる米田!
身体が咄嗟に動いたような感じで不安そうな顔で腕を掴むのですよ!! ときめく。
言い忘れましたがここ風呂場なのでいつもオールバックの米田の髪の毛が落ちてるんですよね。
それも少し幼いような色っぽいような感じでむら……むら……。
そのままいい雰囲気に持っていき米田のお尻を弄っていると、妙に感度がいいことに気が付く。
「もしかして経験あったりします?」
「あんなの、もう、無理だ 怖いんだ」
(経験あったんだ!?!? 一話で俺様してた時も非処女だったんだ……最高)
怯える米田に「俺で忘れてくださいよ」と半ば強引に挿入すると、ものすっごい感じてる!!
米田は感じてしまうのが怖いのかな……とても可愛い。
米田を安心させるようにか、気持ちを抑えられないのか、
「好き」を連呼する飯田に対して、
「くそ……好き好きうるせぇよ……」と抱きしめ返す米田でした。
米田が本当に可愛い。可愛いしか言わなくてすみません。可愛い。
酒の席で付き合うことになった関係だったけど、
徐々に相手のことをちゃんと好きになってるんだなぁ……と、しみじみ。

ちなみに、前回話した「米田が飯田に対して酷い扱いをした理由」は、
自分が過去男に抱かれていたことで、ボロボロになった男としての自尊心を持ち直したいがためだったみたい。飯田的には理不尽極まりないことですが、下剋上できたから……よしとしよう。笑
やはり男同士なのでどちらも攻め・受けになりうることですから、お互い相手を抱きたいと思っていたり、相手だったら抱かれてもいいと思ってしまう二人っていいですなぁ。
愛と男を感じます。

と、いうことで下剋上編終わりです。

次回は
過去に米田を抱いたのは誰!?
米田のデレゲージがぐんぐん上がる!?
飯田は結構いい性格している。
の三本です。
嘘です。さすがにひっぱりすぎですね。
その後の二人については是非ご自分の目で確かめてくださいましたら嬉しいです。
本当に本当に二人とも可愛いので!
ではではお付き合いありがとうございました!

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『好きな人ほど』苦手な先輩、一皮むいたら可愛くて……/Part.1

あらすじ

 新人営業マン × 怖い先輩 

先輩を抱きたいです。抱かせてください!!!

新人営業マン・飯田は厳しい先輩・米田がちょっと苦手。
ある日飲み会の席でさえもお説教される中、話の流れでなぜか付き合うことに……!
しかし、”恋人同士”になっても案の定オレ様な態度で命令してくる米田に対し、
ついに飯田の堪忍袋の緒は限界を迎え――。
米田の尻を狙う取引先社長も参戦し、どうなる?!
波瀾万丈な下克上ラブ!

好きなひとほど

好きなひとほど

好きなひとほど

[著]はらだ

レビュー




あらすじを読んでめちゃめちゃ楽しみにしていました。
だって怖い先輩を後輩が下剋上ですよ!?
ワクワクが押し寄せてくる。
ちなみにリバ要素がすこーーーーしだけあります。
始めは攻め受けが逆ですが、そっちの描写は回想で1コマ位なので固定の方は安心してください。

あとはらださんにしては結構ライトな話なのですが、
妙にストーリー解説が長くなってしまいましたので2回に分けます。
読みやすいのに読み応えがすごい。

萌えポイント

社員が厳しい先輩を下剋上!!

怖い先輩が抱かれてエロくなるギャップ!!

意外にも先輩は後輩が好き…? ツンデレ!!

まず先輩・米田の顔も態度も言うことも怖い。
こんな先輩いたらストレスで会社行きたくなくなるよ……。
毎日毎日ノロマだとかクズだとか怒鳴られ主人公の飯田もビビってます。
しかし飲み会のノリで二人は付き合うことに。というのも半ば脅迫で。
その後、シラフの時にラブホに連れ込まれた飯田は
ほぼ無理やり米田に抱かれてしまいます。
怖い先輩だとは言え、かっこよくて仕事もできる米田は飯田の憧れの存在。
少し戸惑いつつも先輩の言葉を受け入れた飯田でしたが……。

先輩の態度が付き合う前と後で全く変わらない。

そんな中、今夜も残業を先輩に付き合ってもらっていたら、
お詫びにフェラをしろと言われる。
フェラというよりもイラマチオに近いものを強要され、
あまりのことに口に出されたものを飲み込めずに咽ていたら
「仕事じゃなんにも役に立たねぇし
おまえはこういうことしてる方がお似合いだな

処理係くん

と言われてしまう。そらないよ……。
その言葉にショックを受けた飯田は泣きながらその場を去るが、
残された飯田の涙にびっくりした米田は、
自分がどれだけ酷いことを言ったのか分かってないようで。笑
投げかけられた言葉に傷つくと同時に、米田の態度は変わらなくとも
付き合っていると思っていた(思いたかった)飯田は悔しいと感じ、
それから米田に何を言われても避けるようになる。
そんな二人の様子を見かねた部長が気を利かせて
「米田は自分といる時は君の話ばかりしてくる」
「君は米田のお気に入り」
という話をしてくれる。
部長によると、好きな子にイタズラしたがる小学生の様だと言う。
それに対してやっぱり嬉しいと感じる飯田でしたが、そう思ったのも束の間、
いつも以上に怖い顔をした先輩に「なぜ避ける」と詰め寄られてしまう。
いやいやいや、避けるでしょ! とツッコミを入れる私でしたが、
米田は本当に分かっていないようで……焦っていて可愛いです。
「ちょっと(ちょっとじゃない)叱ったくらいで
ベソベソしやがって(そら泣くわ)女々しいんだよ!
当てつけみてぇに人のこと避けるわ(そら避けるわ)
ガキみたいなことしてんじゃねぇよ!(どっちが…笑)

こんなに理不尽な先輩ですが、なんだか憎めないんですよね。
だって妙に一生懸命で飯田のこと好きみたいなんですもの!
(ちなみに米田が飯田に酷いことをしてしまうのは理由があるので、それはまたのちほど)

「僕のことからかって楽しかったですか?」
と涙ながらに訴える飯田に米田が焦るのなんのって。笑
「テメェは俺にどうしてほしいんだよ!!」
と言う米田に対して、言葉が欲しいという飯田は、
毎日米田の口から「好き」という言葉を貰うようになる。

ここでやっと1話30ページが終わります。
読み応えすごい……あんまり長々と語るのもアレなのですが、
まだここまでは米田が攻めで飯田が受けの状態なんですよね。
ひっくり返るところまでは書きたい……!
のでもう少しだけお付き合いくださいませ。

下剋上回に続きます。

ストーリー ★★★★☆
作画 ★★★★☆
エロ度 ★★★★☆
萌え ★★★★★
キャラがツボ ★★★★★

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『真夜中のオルフェ』…悪夢が怖くて眠れない。

あらすじ

 癒し系イケボ後輩 × トラウマ系不眠症 

おやすみ、一紫さん

……悪夢が怖くて眠れない。
幼い頃の記憶とひどい悪夢にうなされ、不眠症の一紫。
しかし同僚の和深の低くて優しい声を聞いていたら不思議と眠気を誘われ
……そのまま昏倒してしまった。

自分が傍にいると一紫が深く眠れる事を知った和深は、
なんと「一緒に暮らしますか!」と言いだして!?
三十路の男がお腹をポンポンされて寝かしつけられる奇妙な同居生活に
一紫は申し訳なく思いつつも、和深の存在が大切なものになっていく。

真夜中のオルフェ

真夜中のオルフェ

真夜中のオルフェ

[著]ビリー・バリバリー




レビュー

久々に王道! なBLを読んだ気がします。
最近リバだったり死ネタだったりケモだったりSMだったりを
(好きなのですが。笑)読んでいたので逆に新鮮でした。
王道は王道と言われるだけあってよいもの。
一番ときめいたのが、攻めの存在です。

眠ると決まって暗闇の部屋の悪夢をみることから受け・一紫は
日夜多忙な日々を送りながら眠ることもできずに不眠不休の生活が続いていた。
そんな中、会社の後輩である攻め・和深の話し声を聞いていると
心地よくなりそのまま昏睡してしまう。

かっこよくていい声で本当に優しい和深くん。
お話の中でも、一紫のことを癒したいとそれだけを考えています。
ひとつダメなところと言えば、料理ができないところ。
なので一紫の安眠と引き換えに料理を振る舞ってもらうという条件で一緒に暮らすことになります。
同居を始め、年上だけど割と天然入ってる一紫に庇護欲をかきたてられてます。笑
そうして一紫も和深くんの存在が大きくなり、
暗闇の部屋のドアを開けられたというのが素敵でした。
大きな展開や衝突などはありませんが、
包み込む和深くんと救われる一紫の関係がただひたすらに温かい。

トラウマを克服し、同棲生活も滞りなく幸せ♡ って時に一紫のお父様が登場。
これがまた美中年!かっこいいです。※若い頃も相当かっこいいです。
今まで一紫を診ていた心療内科医である春海さんとも旧知の仲のようで、
美中年同士眼福であります。
もしや、これは中年BLのスピンオフ!? かと思いましたが違いました。笑
「男と付き合うなんてお父さん認めませんよ!」の展開でした。
なんだこのお父さん可愛い。

エロシーンについては、雰囲気重視でさらっとしていますが、
幸せかーー!! と叫び出したくなります。

ストーリー ★★★☆☆
作画 ★★★★☆
エロ度 ★★☆☆☆
純愛度 ★★★★☆
王道 ★★★★★

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駿河屋スタッフ募集中


『真夜中ラブアライアンス』ドゥルンドゥルンにされちゃう♡

あらすじ

 バリタチ女装男子 × 素質あり!?なメスイキ男子 

case 1:落とし穴にハメられて
逆ナンしてきたイマドキかわいこちゃんについていったら男だった!
勃たないというと使わないから大丈夫と言われ、まさか俺が掘られちゃう…!?

 生意気な新人店員 × 無愛想な隠れランジェリー男子 

case 2:ピンナップ・ボーイ
時給に釣られて始めたゲイバーのバイト。
そもそもゲイ嫌いな上に無愛想な先輩に中々馴染めないでいたある日、
そんな先輩の秘密を知ってしまい――?

 ゆるチャラヤンキ― × 短髪不良のオラキュンBL 

case 3:夜も日も明けない
ケンカ・セックス・ケンカ!起き抜けに一発タイマン!
普通の喧嘩に飽きたオレらのルールは負けたほうがケツを貸すことで…!?


夜の街に佇むBar lberisを中心に巻き起こる
全部まるごとアタミー性癖ランドなラブオムニバス、登場★

レビュー




あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い申し上げます!
年明け早々さっそくポチポチBLを注文して参りました。
早く届かないかなー!

年末年始の休みに読んでたのがアタミさんのこれ。
アタミさんの何がツボかって受けが私の性癖を刺激してくる……!
いかつい! オラオラ! 筋肉! って感じの男の子が特にツボです。
あと相変わらず汁がすごい。
ありがとうございます。

掲載カップリングは↑の通りですが、
特に好きだったのが

 ゆるチャラヤンキ― × 短髪不良 

やっぱり短髪硬派のオラオラヤンキー最高……!
勝負に負けて尻に咥えさせられ、騎乗位で下から突き上げられとっっても悔しそうな顔! 可愛い!
この顔が見たくて攻めは受けに喧嘩をふっかけているようで。
しかし抱かれていようが主導権までは渡さない。
突然攻めの首を絞めて(加減はして)きて
「きもちいいかよ、なぁ!」とオラオラと楽しそうです。
しかもこれ、描写はないのですが多分リバなんですよね。
勝負に負けた方が抱かれるというルールなのですが、
受けが2勝13敗と言われているので2回は勝ったということですね?
そういうちょっとしたリアリティ? と、
抱くこともできる男だと意識させてくれるところも素敵だと思います。
あと下半身だけ裸で上だけシャツを着ているのも即物的な感じがツボです。

 バリタチ女装男子 × 素質あり!?なメスイキ男子 

萌えたのはやはりノンケ男子が徐々にお尻の気持ちよさの虜になっていくところですね。
口では「男なんて絶対嫌だ」と言いつつ汁だくメスイキカーニバル。
これじゃマズイと思い女の子を抱いてもスッキリせずに、
女の子が帰った後アナニーで消化します。可愛い。
突っ込んでもらえば誰でもいいのか、それとも相手がショータ(攻め)だからか、
ぐるぐる苦悩する中で他の男で試してみようと夜の街に繰り出すヒロト(受け)。
色々ゴタゴタがあって晴れて両想いになったショータとヒロトですが、
他の男に抱かれようとしていたことを咎めるような(楽しそうな)ショータの言葉責めが最高。
ヒロトは久々に抱いて貰えてトロットロなので素直におねだり♡
この本の中で一番ドゥルンドゥルンにされてます。笑

 生意気な新人店員 × 無愛想な隠れランジェリー男子 

バイト先の先輩(受け)が実はランジェリー男子だった、というお話なのですが、
正直本編より描き下ろしに萌えました。
あ、でも受けの陥没乳首を吸いまくって勃たせるのはとってもよかったです。笑
描き下ろしはひょんなことから媚薬を手に入れた攻めが受けに一服盛って、
普段されるがままの受けがムラムラと「今日はしねーの…?」と誘ってきたり、
焦らしプレイに対して素直に、というか予想以上のおねだりをしてきたり。
大変美味しゅうございました。

何気に物語それぞれがリンクしているのも楽しいです。
欲を言えば、ヤンキーCPの後日えっちも見たかったなぁ!

男らしい肉体の男子に萌えたければ是非とも読んで頂きたい。
エロ萌え部分だけ駆け足で語りましたが、ストーリーもちゃんとあるのでご安心を。

ストーリー ★★★☆☆
作画 ★★★★☆
エロ度 ★★★★★
筋肉 ★★★★☆
性癖パレード ★★★★★

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購入予定リスト

2017年予約作品

兎オトコ虎オトコ 一

兎オトコ虎オトコ 一

兎オトコ虎オトコ 一

[著]本間アキラ

大学病院に勤務する医師の卯月は、ある夜、成り行きから銃創を負ったヤクザの野浪を助ける。
次の日、病院に現れた野浪に、銃創を見られたことを口封じにきたのではないかと恐れる卯月。
しかし、野浪はそのとき名乗った卯月を「スズキ」という女性だと勘違いしており、
その女性に惚れたからと舎弟を強引に入院させ、院内で「スズキ」捜しを始めるが……。
兎似の臆病なお医者様と虎の彫り物のある強面ヤクザとの弱肉強食ラブ!!

3巻がやっと年末発売予定になっていたのにまた延期してた……!(涙)
来夏発売と書いてたけど予約画面もボタン消えていたので実質未定かなぁ。


DragoStarPlayer ROMEO

DragoStarPlayer ROMEO

DragoStarPlayer ROMEO

[著]わたなべあじあ

人類強化獣種の中でも強力な性フェロモンを持つ光陽に、ひとり抗う右腕・ジェイド。
光陽がどんなに望んでも、ジェイドは決して挿入しないーーー。
恋とホルモンに振り回される、非凡なふたりの関係の先には…?

これも2巻が延期!
オメガバースが自己流で濃密に作り込まれていて面白い作品。
受けがビッチで貞操観念ユルユルです。
エロい。そして美しい。

12月新刊




幼い頃の記憶とひどい悪夢にうなされ、不眠症の一紫。
しかし同僚の和深の低くて優しい声を聞いていたら不思議と眠気を誘われ…
そのまま昏倒してしまった。
自分が傍にいると一紫が深く眠れる事を知った和深は、
なんと「一緒に暮らしますか! 」と言いだして!?
三十路の男がお腹をポンポンされて寝かしつけられる
奇妙な同居生活に一紫は申し訳なく思いつつも、
和深の存在が大切なものになっていく。

イラストがお美しくて気になっていた作家さん。
落ち着く声と睡眠がツボなので読みたい。


クラブのスタッフ・緒方は、店の客で女好きのギャル男・サヤと出会う。
ある日サヤに金を貸し、お礼にサヤの手料理を振る舞ってもらうが……。

ギャル男受けと聞いて(多分)
パーリーピーポーな爛れた関係の中に純愛を見出したい。


【バリタチ女装男子×素質あり!?なメスイキ男子】
【生意気な新人店員×無愛想な隠れランジェリー男子】
【ゆるチャラヤンキ―×短髪不良のオラキュンBL】
夜の街に佇むBar lberisを中心に巻き起こる
全部まるごとアタミー性癖ランドなラブオムニバス、登場★

アタミさんのドゥルンドゥルンなエロ本!
ヤンキーBL楽しみ!

既刊

カロリーを摂取すると股間が膨らんでしまう体質に悩むサラリーマン・苗村は、
あやしげな研究者・貝山の”異常勃起”の被験者となり、体質改善に努めていた。
そんな中、ひょんなことから眉目秀麗な社長子息・滋賀に 勃起抑制の貞操帯を見られてしまい、
さらに下半身を扱かれ達するというとんでもない事態に陥って……?!

全然関係ないところで話題になっていて知りました。
表紙とあらすじで特殊性癖とフェティシズムを感じた。


新進気鋭のフォトグラファー、フランツ・シューマンはある日運命の出会いを遂げる。
漆黒の髪、憂いを帯びた新緑の瞳、
陶器のような白い肌を彩る数々の痣すら神々しい、美少年…ジェイ。
素性を一切語らない謎めいた彼を専属モデルとして傍に置くフランツは、
時が経つにつれ、ジェイを心から愛し始めるがーー。
表題作をはじめ、胸が締め付けられるほどの”切なさ”を凝縮した
たらつみジョン、デビューコミックス。

ずっと気になってたけど発売からえらく時間が経ってしまった。
バッドエンドらしいけどメリバだといいな。


ド田舎の学生・三島は同級生からイジメられていた。
理由は三島が“ホモっぽい”から。
実際に男性が好きな三島は抵抗もせず、隠れてする女装だけが心の拠り所だった。
ある日、三島が屋上にいると、
以前なくした口紅を持ったイジメグループのリーダー・桐野を目撃する。
彼は三島の使った口紅を、自らの唇に塗ろうとしていて……。
この世界のどこかで“本当の自分”でいられる場所を求めた少年達の、
今、一番伝えたい青春ストーリー。

これも少し前にSNSで話題になってて気になった作品。
十代の多感な時期でのジェンダーの葛藤っていい。


MODS

MODS

MODS

[著]ナツメカズキ

男娼と付き人――交わされる、声なき咆哮。
妹の借金を返済するため、
ゲイ向けデリヘル「Rain」の人気男娼・シロの付き人として働くことになった信虎。
信虎の顔と体が好みだと言い、
セクハラを繰り出してくるシロに対して一線を引いて仕事する日々だったが、
ある夜、客からの暴行で傷ついたシロの姿とふいの言葉が忘れられなくなってしまい……。

ドラマCD発売決定を機にオススメされた作品。
気になる相手がいながら知らない男に抱かれる系? 切なくて好き。


泥中の蓮

泥中の蓮

泥中の蓮

[著]ためこう

優等生弟とウリセン兄。世界に二人だけならよかった――。
両親を早くに亡くし、二人暮らしの橘(たちばな)兄弟。
しっかり者で真面目な弟・秋生(あきお)は、
男に体を売って金を稼ぐ兄・元春(もとはる)に恋をしている。
秋生が兄の乱れた性生活を不満に思わないのは、兄がいつか誰からも見捨てられた時、
側にいられるのは自分だけだと信じているから――。
巨弾新鋭・ためこうが放つ、業深き兄弟の歪な執着愛。

兄弟BL…!近親相姦が大好きな私です。(過去吉原理恵子先生にドハマリしていた)
近親相姦って閉鎖的で刹那的で背徳的なところが萌え……。
男同士の兄弟ってダブルの禁忌ですよ!
越えちゃいけないライン越えちゃうところが堪らない。
評判もいいみたいなので期待です。


好きなひとほど

好きなひとほど

好きなひとほど

[著]はらだ

新人営業マン・飯田は厳しい先輩・米田がちょっと苦手。
ある日飲み会の席でさえもお説教される中、話の流れでなぜか付き合うことに……!
しかし、”恋人同士”になっても案の定オレ様な態度で命令してくる米田に対し、
ついに飯田の堪忍袋の緒は限界を迎え――。
米田の尻を狙う取引先社長も参戦し、どうなる?!
波瀾万丈な下克上ラブ!

はらださんの御本でそういえば持っていなかった作品。
しかもキレた攻めが下剋上とか絶対楽しい。
怖い先輩がえっちに可愛くなる!? 読まねば。


ミステリアスで欲望に忠実な朝彦と、無口で朝彦にしか心を許さないロシアンハーフのミーチャ。
周囲から浮いていたふたりは、出逢った一瞬で恋に堕ちる。
しかし、お互いを溺愛しながらも、それぞれ打ち明けられない傷を抱えていた。
そんな中、朝彦の昔の男・ミカが現れ……。
愛しすぎて危うい共依存愛。

続きものみたいですね?
共依存って危うい均衡を保っていて好きです。
ふとした瞬間、脆く崩れ落ちてしまいそうな不安定な関係から、
強いものへと変化していって欲しい。


ストーカー優等生(高3)×一途系ヘタレ担任(37)
酔っ払った担任・高津(たかつ)にキスされた“チョイ優等生”な水沢(みずさわ)。
入学時から寄せられていた片想いを「もうやめるから」とモーローと告げられ、
水沢は初めて高津に興味を持つ。
翌日から、秘密を知られた高津は水沢が近づくほど怯え、
そのたびに水沢はぞくぞくと興奮していく。
ある日、高津が見合いをしたと知り、水沢ははっきりと年上の男を「ほしい」と自覚した──。
同時収録は「君はいたずらな火種」その火はどちらがつけたのか……。
ワンコ系運送屋×フキゲンな小説家のアダルトラブ!

年上教師(受け)の片思いからのすれ違い系?
すれ違いはジレジレしますが、押していたものが引かないと押したくならないから仕方ないですね。
振ったのに後悔する攻めとか自分勝手で自業自得で好きです。


それではよいお年を!

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