『さんかく窓の外側は夜』事故物件、キレイさっぱり除霊します。

あらすじ

 探偵 + 助手 

「除霊ってこんなにエロいの? き、気持ちよかっ…た…」

書店員の三角は、昔から不気味なモノを視てしまう体質で、
除霊師の冷川にその才能を見い出され、無理やりコンビを組まされてしまう。
冷川はすご腕ではあるが、情緒や生活能力に欠けており、
お茶出しや「空気読み」など三角の出番は多い。
そんな中、ある殺人事件に遭遇し……。
日常に潜む恐ろしくかつ不思議な現象を見つけてはズバリ解決☆
凸凹コンビの霊感エンタメ!

さんかく窓の外側は夜 1

さんかく窓の外側は夜 1

さんかく窓の外側は夜 1

[著]ヤマシタトモコ

レビュー

安心と信頼のヤマシタトモコさんです。
そしてホモとホラー!割と好きな組み合わせ。
BLと言っていいのか分からない作品なんですがBE BOYで連載されているということで
ニアホモ(ぐぐってみたら最近はブロマンスというらしい…ジェネレーションギャップ)
の分類でいいでしょうとなりました。勝手に。

ストーリー ★★★☆☆
エロ度(聴覚的) ★☆☆☆☆
満足度 ★★★☆☆
ホラー度 ★★★☆☆
総合評価 ★★★☆☆



キャラクター

三角康介

書店員兼除霊アシスタント。
近眼なので眼鏡をかけているが、不思議なことに、霊だけは眼鏡をはずしてもハッキリと見えてしまう。

冷川理人

腕の除霊師だが、その過去や行動など謎だらけ。
人や物などに執着なさそうに見えて、なぜか三角にだけ極端に依存している。

ストーリー

書店員の三角くんは根っからの霊感体質。
ある日除霊師の冷川さんに才能を見出され無理やりコンビを組まされます。

冷川さんの除霊方法は三角くんの身体を使うようです。ほほう。
近づいてきた霊に向かって三角くんの身体に手を通して、ドンッと勢いよく掴むと消えてくれます。
三角くんはそれがまた気持ちいいんですって…!
これはもう除霊という名のセックスですよ。
バッチリ喘いでます。

ストーリーについては少々薄味かと思ってしまいました。
その人がどういった後悔があって霊としてそこにいるのかという経緯が知りたいなぁと。
冷川さんは「そんなことどうでもいいです」って言ってますが(笑
霊なのでタネがないのは当然ですが説明があまりないまま話が終わってしまった感じ……奇々怪々。

ホラー

ホラーの面では純粋に霊が怖い。妙に距離が近い。
気付いてほしいということなのでしょうか……?
一番怖かったのは目玉が裏返ってるオッサンがドスドス近づいてくるところですかね。
オッサン怖い。
夜も眠れないほどという怖さではないのですが、
自分にも起こりうるかもしれないという、ゾッとする怖さがあります。

展開

3話あたりからひとりの女性「非浦英莉可」の謎を追いかけつつ話が進んでいきます。
2巻と3巻も評価が高いみたいなのでとりあえず読んでみようかな。
様子見で評価は☆3つということで。

おすすめ作品

ちなみに、非日常と隣り合わせという似たテイストでおすすめなのが今市子さんの「百鬼夜行抄」。
この作品はBLではないので【番外編】としてまた後日お話しいたしましょう。

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『睨めば恋』ゆる系生徒会役員くん×硬派なヤンキー先輩の不器用な恋!

あらすじ

 ゆる系年下生徒会役員 × 硬派ヤンキー 

「俺に触るんじゃねぇ。」

今日も感じる鋭い視線――
突き刺すように俺を睨んでいるのはスポーツ科のヤンキーで名前は“竜之介”。
会う度に理由もなくガン飛ばしてくるけど、何故か気になる。
だって、笑った顔がすごく可愛いから。
道を歩けば喧嘩を売られる不良集団のボスのくせに、すごく優しく猫を触ったり、甘党だったり、
料理がうまかったり、実は気遣いの人だったり…ヤバい、これは完全にハマる!
ゆくえ萌葱のヤンキーラブ見参!

睨めば恋

睨めば恋

睨めば恋

[著]ゆくえ萌葱

 

レビュー

ネット関係の知り合いに「好きそうだよ」とおすすめされた作品。

ヤンキー受け!!

しかし世の中さまざまな種類のヤンキーがいますよね。
軟派系ヤンキー、硬派系ヤンキー、おバカ系ヤンキー、インテリ系ヤンキー……。
今回は大きなガタイ、いかつい顔、キレやすい、でも不器用で優しい硬派系ヤンキーです。

喧嘩にも勝てないヤンキーなんて物足りない!舐めてんのか!
返り討ちにしてナンボ!

というお姉さま方にピッタリの作品です。
ヤンキー受けはとにかく喧嘩慣れした強さ、体格のよさ、 鋭い目つき、個人的にこの3つは外せません。
攻めがびびっちゃうくらいだとなおよし。更に男らしく攻めを守っちゃうと最の高!
口が悪いのにどこか優しさを感じるとトキメキますよね(攻めが)。
喧嘩負け無しの受けが惚れた弱みで攻めにだけ身体を許すなんてとても可愛いと思います。

ストーリー ★★★☆☆
作画 ★★☆☆☆
ピュア度 ★★★☆☆
エロ度 ★★★☆☆
満足度 ★★★★☆
男くさい度 ★★★★☆


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キャラクター

竜之介

スポーツ科三年のヤンキー。
不良グループに属しているが自分からは喧嘩は売らない。甘党。

志摩

生徒会役員二年。
美人の女の子を振ったり、ぶさいくな猫を可愛いと言ったりすることから周りからは美的感覚がおかしいと思われている。年上に対してもあまり物怖じしない。

ストーリー

気付けばある不良から睨まれていることに気付く生徒会役員の志摩。
しかし絡まれることもなく接触もしてこない。不良の名前は竜之介と言うらしい。
お互い猫好きということを通して二人は接近します。
何を話してもガン飛ばされて竜さんにびびりつつもめげずにグイグイ行っちゃうあたり、志摩も結構いい度胸していると思います。
ゆるくて飄々としている攻め、嫌いじゃないむしろ好き!
距離が縮まっていく中で、実は甘党だったり、料理が上手だったり、意外にも気付かいができたり、周りから怖がられている竜さんの、みんなが知らない一面を見ることができて純粋に喜ぶ志摩。
更に「他人に知られたくないなぁ」と独占欲なんかも芽生えてきてます!
そんな中、竜さんと行動を共にすることで、竜さんを敵視している不良たちから目をつけられた志摩は、竜さんからもう自分に近づくなと言われ……。

作画

絵柄はあっさりとしていて嫌いじゃないのですが顔の描き分けがあまり得意ではないのか、読んでる最中にキャラが混乱してしまいました……。

エロ度

高くはないですが、初エッチの時の竜さんの台詞「動け」「俺のが先に好きだった」が可愛くて萌え!
志摩から「触りたい」と言われて拒めないところに健気さを感じます。
しかしなかなか顔も火照らないし、喘がないし、睨んでばかりですがそこがまた男らしくてキュン。

満足度

一見怖いけど実は健気なヤンキー受け、しかも攻めより受けの方が身体が大きいという近年稀にみる私の嗜好に合った貴重な作品でした。もっと竜さんの可愛いところが見たかったので、2巻も読んでみようと思います。

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