『ワイルド・ワイルド・ワイルドライフ』今宵は、森の発情期。ケダモノたちの愛の宴へようこそ!!

あらすじ

 草食系 × 肉食系 

「誰でもいいってわけじゃねぇ」

今宵は森の発情期。
平和主義のおっとり優しい草食族(ゴウト)の竹伐(たけきり)は、
畑仕事の帰り道にエッチ大好き野獣の肉食族(リンクス)・黒南風(くろはえ)一味に襲われた。
前からも後からも執拗に弄ばれ、「やめて! やめて!」と拒んでるのに、
黒南風に見つめられると竹伐のカラダは熱~くなってきてしまい――!?

ケモ耳LOVEに学園LOVE等々……
いろんなカタチの「愛」がたっぷり詰まった鬼嶋ワールド全開★コミックス!!

レビュー

ストーリー ★★★☆☆
作画 ★★★★☆
エロ度 ★★★★☆
雄臭さ ★★★★☆
貞操フリーダム度 ★★★★★

釣られずにはいられなかった表紙でした。
素晴らしい肉体美、ツリ目ツリ眉で悪そうに笑うお顔。
あらすじを読んで、肉食系? 襲い受け? か、かわいい……!
ど真ん中タイプです。

見ての通りケモミミですが、生活や着ているものは人間のそれと同じです。
オーバーオールやジーパン穿いてます。笑

畑仕事帰りに黒南風(受け)率いる肉食族に襲われてしまった草食族の竹伐(一応攻め)
「ヒャッハァーッ!」と頭上から登場し、
「ちょっとジャンプしてみろよ」と言ってきそうないかにもなヤンキーたち。
肉食族の雌はとても強くて交尾をするにもお許しが必要らしく、
雄同士で楽しんでいたけれど、それにも飽きて標的になったのが草食族。
巨根精強な草食族はこんな風に襲われることも日常茶飯事のようです。
先ほど竹伐について(一応攻め)という表記をしましたが、
襲われた時は攻めとして逆レイプされたわけではなく、受け側としてモブAにレイプされています。
黒南風も竹伐のお尻の中を長い舌でペッティングしたり。
もしかしてこの子攻めだったの……!?
そう思ってしまいそうなくらいこのエロシーンが一番長いんじゃないかな……笑
竹伐の連れの仲間も一緒にモブBに犯されていて、
竹伐視点からその様子を見ているカメラアングルにもなんだか興奮。
集団レイプ乱交というやつですな!
竹伐は「こんなこと、本当に一番好きな人とだけ…!」と訴えつつモブAにお尻を犯され、
「こんなビンビンにして言っても説得力ねぇって♪」等々、モブCの煽りがいちいち萌えます。
そして黒南風が上に乗っかって前から後ろから! ちなみに竹伐が一番喘いでます。
竹伐に中出しされて「っはは、ごちそーさん、ってな」と笑う黒南風がやらしいのなんの!
楽しそうに乱れる黒南風に同族たちも欲情し、同族同士でイチャイチャし出す始末。
竹伐は他人に黒南風が触られているところを見て、なんだかモヤモヤしていまう。

コトが終わって湖で身体を流し、
仲間が「これから好き勝手襲われないように集団で行動しよう」
(始めにも言った通り、集団レイプは日常茶飯事なのでいちいち気にしてはいないようですが、無理やりはやめてほしいみたい。)
と、言っているのを聞きながら、
「また襲われたい、なんて……いつか一度だけでもいい
誰にも邪魔されず黒南風とふたりだけで交われたら――…」

そう黒南風に思いを馳せる竹伐でした。

それからは純愛エロハッピーエンドです。
ビッチなのに竹伐としかしたくないと言う黒南風が可愛く、
あんなに乱暴だった黒南風が優しい竹伐に「暴れないで」と言われ抵抗できないところも萌えです。
そして肉食族よりも草食族の方が体格や力は上で、更に性欲も強いので、
一対一だと黒南風が好きにされてるところも可愛い!

作画についてはとても上手で表情も素敵なのですが、
エロとしては局部トーンや汁成分が少なめなのが少し物足りないかな……!
しかし屈強な男の筋肉は攻めでも受けでも美味!
表題作以外では教育実習の先生に弟子入りする番長? のお話が可愛かった。

そういえばレビューを書いてる作品で攻めが犯されるBLが多い気がしますが、わざとじゃないです。
私の趣味嗜好というわけでもありません。偶然です……!笑

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『よるとあさの歌』シンプルな、非常識。むせかえる濃厚さがクセになる。

あらすじ

 おバカ系チャラめボーカル × クール系天然ベース 

アイツの歌声を聴いてから、うるさく響く心臓、滾る欲望。

女にモテたくて仲間とバンドを始めた朝一。
そんな朝一がボーカルを担当している弱小バンドにサポメンで入ってきたヨル。
ライブの後のちょっとした「お遊び」の時に起こった一度のアヤマチ。
それをきっかけに、ヨルは朝一への想いを明らかにしていく。
「男同士なんて気持ちワリィ…」と嫌悪感しかなかったはずの朝一なのに、
衝撃的なヨルの歌声に思わず欲情し、場所を問わず乱暴にカラダを求める日々へと変わる。
朝一を一途に想い続けるヨルを軸に、
めまぐるしく加速する欲望、暴走する嫉妬、それぞれのキモチの行方は……?

進化し続ける鬼才はらだが描く2nd Qpa collection、解禁!

レビュー

はらださんの作品は短編だと長く感じて、長編だと短く感じる不思議。
長編の物語が「内容が薄くてすぐ終わる」というわけでなく、
短い期間の話を濃密に描いてくれるので、長編を読んでいてもページ数の割にだるさがない。
逆に短編だと、長い期間にあった出来事の要点だけを簡潔にまとめて話が展開していくので、
短いお話でも長い物語を読んだ気になります。
時間の扱い方がとても上手なんだと思います。

内容に関しては、いや~エロかった。
エロシーンはもちろんのこと、ライブシーンの熱と汗と迫力。
ライブと言えば、
「お客さんの声援や爆音、大勢の中で歌うことで興奮が高まって
ライブ中やライブ後に勃起してしまうことがある」

というアーティストの話も聞いたことがあります。
自分の意志とは関係なく性的興奮に繋がるのってなんだかエロい。

朝一(攻め)はそういった中でヨル(受け)に惹かれていきます。
気に食わない存在だったヨルの歌声(ヨルが所属していた元バンドの復活ライブ )を聴いてから、
ヨルに対しての興奮が治まらない。
ライブハウスのアンコール待機中にトイレでやっちゃったり、
出番の待機中に客席でやっちゃったり……!
女の子大好き根っからのノンケで若干ホモフォビアな朝一が自分の意志とは関係なく
ヨルに惹かれて興奮して、でも認めたくない俺はホモじゃないと葛藤します。
必死に抗おうにも、男が男に惹かれてしまうほどのパワーが萌えです。

ただそれだけで終わらないのがはらださん。
自分のことを好きなヨルや、取り巻きの女の子に好き勝手してきた朝一。
そんな朝一がオトシマエと称して凌辱される描写があるので、
エグい表現や攻めが犯される描写が苦手な方は気を付けて!

キャラクター

朝一

女の子にモテたいがためにバンドを始めた。
しかし作詞も作曲も楽器もセンス皆無なのでボーカルをやっている。
女の子に手が早く、いつもファンをつまみ食いしている。

ヨル

元々はボーカルだったが現在は朝一のバンドのサポメン(Ba)。
クールでかっこよくて女の子のファンも多いが、
歌っている時の尋常じゃない色気から男のファンも多数。
朝一の影響でバンドを始め、その頃からずっと朝一に憧れている。
誰とも付き合ったことが無く、童貞かもしれない。

しおり

バンド好きのキャバ嬢。ヨルが好き。朝一に気に入られてセフレになる。

いおり

しおりの兄。インテリ系893。ヨルの歌声を聴いて勃起して以来ヨルが気になる。

ストーリー ★★★★★
作画 ★★★★★
エロ度 ★★★★★
鬼畜893度 ★★★★★
物語に引き込まれる度 ★★★★★

おすすめ度MAX!

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