あらすじ
新人営業マン × 怖い先輩
先輩を抱きたいです。抱かせてください!!!
新人営業マン・飯田は厳しい先輩・米田がちょっと苦手。
ある日飲み会の席でさえもお説教される中、話の流れでなぜか付き合うことに……!
しかし、”恋人同士”になっても案の定オレ様な態度で命令してくる米田に対し、
ついに飯田の堪忍袋の緒は限界を迎え――。
米田の尻を狙う取引先社長も参戦し、どうなる?!
波瀾万丈な下克上ラブ!
レビュー
あらすじを読んでめちゃめちゃ楽しみにしていました。
だって怖い先輩を後輩が下剋上ですよ!?
ワクワクが押し寄せてくる。
ちなみにリバ要素がすこーーーーしだけあります。
始めは攻め受けが逆ですが、そっちの描写は回想で1コマ位なので固定の方は安心してください。
あとはらださんにしては結構ライトな話なのですが、
妙にストーリー解説が長くなってしまいましたので2回に分けます。
読みやすいのに読み応えがすごい。
萌えポイント
社員が厳しい先輩を下剋上!!
怖い先輩が抱かれてエロくなるギャップ!!
意外にも先輩は後輩が好き…? ツンデレ!!
まず先輩・米田の顔も態度も言うことも怖い。
こんな先輩いたらストレスで会社行きたくなくなるよ……。
毎日毎日ノロマだとかクズだとか怒鳴られ主人公の飯田もビビってます。
しかし飲み会のノリで二人は付き合うことに。というのも半ば脅迫で。
その後、シラフの時にラブホに連れ込まれた飯田は
ほぼ無理やり米田に抱かれてしまいます。
怖い先輩だとは言え、かっこよくて仕事もできる米田は飯田の憧れの存在。
少し戸惑いつつも先輩の言葉を受け入れた飯田でしたが……。
先輩の態度が付き合う前と後で全く変わらない。
そんな中、今夜も残業を先輩に付き合ってもらっていたら、
お詫びにフェラをしろと言われる。
フェラというよりもイラマチオに近いものを強要され、
あまりのことに口に出されたものを飲み込めずに咽ていたら
「仕事じゃなんにも役に立たねぇし
おまえはこういうことしてる方がお似合いだな
処理係くん」
と言われてしまう。そらないよ……。
その言葉にショックを受けた飯田は泣きながらその場を去るが、
残された飯田の涙にびっくりした米田は、
自分がどれだけ酷いことを言ったのか分かってないようで。笑
投げかけられた言葉に傷つくと同時に、米田の態度は変わらなくとも
付き合っていると思っていた(思いたかった)飯田は悔しいと感じ、
それから米田に何を言われても避けるようになる。
そんな二人の様子を見かねた部長が気を利かせて
「米田は自分といる時は君の話ばかりしてくる」
「君は米田のお気に入り」という話をしてくれる。
部長によると、好きな子にイタズラしたがる小学生の様だと言う。
それに対してやっぱり嬉しいと感じる飯田でしたが、そう思ったのも束の間、
いつも以上に怖い顔をした先輩に「なぜ避ける」と詰め寄られてしまう。
いやいやいや、避けるでしょ! とツッコミを入れる私でしたが、
米田は本当に分かっていないようで……焦っていて可愛いです。
「ちょっと(ちょっとじゃない)叱ったくらいで
ベソベソしやがって(そら泣くわ)女々しいんだよ!
当てつけみてぇに人のこと避けるわ(そら避けるわ)
ガキみたいなことしてんじゃねぇよ!(どっちが…笑) 」
こんなに理不尽な先輩ですが、なんだか憎めないんですよね。
だって妙に一生懸命で飯田のこと好きみたいなんですもの!
(ちなみに米田が飯田に酷いことをしてしまうのは理由があるので、それはまたのちほど)
「僕のことからかって楽しかったですか?」
と涙ながらに訴える飯田に米田が焦るのなんのって。笑
「テメェは俺にどうしてほしいんだよ!!」
と言う米田に対して、言葉が欲しいという飯田は、
毎日米田の口から「好き」という言葉を貰うようになる。
ここでやっと1話30ページが終わります。
読み応えすごい……あんまり長々と語るのもアレなのですが、
まだここまでは米田が攻めで飯田が受けの状態なんですよね。
ひっくり返るところまでは書きたい……!
のでもう少しだけお付き合いくださいませ。
下剋上回に続きます。
ストーリー | ★★★★☆ |
作画 | ★★★★☆ |
エロ度 | ★★★★☆ |
萌え | ★★★★★ |
キャラがツボ | ★★★★★ |
『真夜中のオルフェ』…悪夢が怖くて眠れない。
あらすじ
癒し系イケボ後輩 × トラウマ系不眠症
おやすみ、一紫さん
……悪夢が怖くて眠れない。
幼い頃の記憶とひどい悪夢にうなされ、不眠症の一紫。
しかし同僚の和深の低くて優しい声を聞いていたら不思議と眠気を誘われ
……そのまま昏倒してしまった。
自分が傍にいると一紫が深く眠れる事を知った和深は、
なんと「一緒に暮らしますか!」と言いだして!?
三十路の男がお腹をポンポンされて寝かしつけられる奇妙な同居生活に
一紫は申し訳なく思いつつも、和深の存在が大切なものになっていく。
レビュー
久々に王道! なBLを読んだ気がします。
最近リバだったり死ネタだったりケモだったりSMだったりを
(好きなのですが。笑)読んでいたので逆に新鮮でした。
王道は王道と言われるだけあってよいもの。
一番ときめいたのが、攻めの存在です。
眠ると決まって暗闇の部屋の悪夢をみることから受け・一紫は
日夜多忙な日々を送りながら眠ることもできずに不眠不休の生活が続いていた。
そんな中、会社の後輩である攻め・和深の話し声を聞いていると
心地よくなりそのまま昏睡してしまう。
かっこよくていい声で本当に優しい和深くん。
お話の中でも、一紫のことを癒したいとそれだけを考えています。
ひとつダメなところと言えば、料理ができないところ。
なので一紫の安眠と引き換えに料理を振る舞ってもらうという条件で一緒に暮らすことになります。
同居を始め、年上だけど割と天然入ってる一紫に庇護欲をかきたてられてます。笑
そうして一紫も和深くんの存在が大きくなり、
暗闇の部屋のドアを開けられたというのが素敵でした。
大きな展開や衝突などはありませんが、
包み込む和深くんと救われる一紫の関係がただひたすらに温かい。
トラウマを克服し、同棲生活も滞りなく幸せ♡ って時に一紫のお父様が登場。
これがまた美中年!かっこいいです。※若い頃も相当かっこいいです。
今まで一紫を診ていた心療内科医である春海さんとも旧知の仲のようで、
美中年同士眼福であります。
もしや、これは中年BLのスピンオフ!? かと思いましたが違いました。笑
「男と付き合うなんてお父さん認めませんよ!」の展開でした。
なんだこのお父さん可愛い。
エロシーンについては、雰囲気重視でさらっとしていますが、
幸せかーー!! と叫び出したくなります。
ストーリー | ★★★☆☆ |
作画 | ★★★★☆ |
エロ度 | ★★☆☆☆ |
純愛度 | ★★★★☆ |
王道 | ★★★★★ |
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