あらすじ
俺様営業 × ヘタレ開発
「今夜も抱けよ?」
営業部のエースで、ノンケからも「抱かれたい」と言わしめる松井。
お調子者かつ、欲望一直線で振られまくりな開発部の里村。
対照的なふたりは、社内では仲良し4人組の一員だと思われている。
……のだが実は、里村は自分の劣等感を刺激する松井が大の苦手!
それなのに、松井と自宅でサシ飲みをすることになって……!?
そのほか、視線で勃起するボクサー、元ヤン従兄弟が甘えん坊すぎる件、
部下をかばっておしおきされる中間管理職……等々
商業誌デビュー作を含め、様々なシチュエーションで筋肉を堪能できる筋肉充な作品集です!
ラブラブな後日譚描き下ろし+あとがきはたっぷり25P収録!!!
Renta版サンプルは別タイトルです。
Kindle版サンプルは表題作。
レビュー
私の好きそうなBL漫画を見つけるとお勧めしてくれる友人がいるのですが、
今回その友人にお勧めされたのがこれ。
『ガチイキ挑発ナイト』
タイトルからしてすごい。
続編と描き下ろしのタイトルが、
『ガチイキ誘発ナイト』
『ガチイキ爆発ナイト』
なんだこの愉快な気持ちは!笑
友人が私をどんな目で見ているのか不思議でなりませんが、大変美味しゅうございました。
表紙の攻めオーラびんびんの男性が受けですが、
見た感じ上司に乗っかられちゃう年下攻めかなー。と思っていたら、同期でした!
受けはイイ男系の余裕がありそうな容姿ですが攻めと勝負する時はムキになったり、
余裕がなかったり、アホな攻めと同じ次元で主導権を奪い合いギャアギャアしているのが
男の人っていくつになっても少年のよう……(おバカとも言う)
主導権を取ると気分がよくなって偉そうにドヤ顔やザマァ顔をしたりするのですが、
攻めに主導権を握られたらあら可愛い!!
可愛く悩まし気な表情で喘いじゃってます。
しかしエッチなことに対して結構ノリノリなのが雄臭さMAXでまたツボ!!
淫乱とはまた違って性欲!って感じがします。
攻めはアホですが仕事はできて、自分の肉体にも自信がある性欲魔人 。
(しつこくて女の子にフラれてばかり)
泣き落としで道具使わせてもらったり、情けなくて格好がつかないヘタレですが、
性欲魔人かつ探求心が強いので調子に乗ってオラオラしてくれます。
けど早漏。笑
表題作の他にも、
後輩に見つめられるとそこかしこで興奮して勃起してしまう先輩ボクサー受けも可愛かった……♡
全裸に靴だけってとてもいい……。
胸筋!腹筋!大臀筋!そして騎乗位!
強そうで偉そうな筋肉の淫らで可愛い姿が見たい方はぜひぜひ。
ストーリー | ★★★★☆ |
エロ度 | ★★★★★ |
雄臭さ | ★★★★★ |
作画 | ★★★★☆ |
性癖のド真ん中度 | ★★★★★ |
ストーリー
容姿・人柄・仕事すべてに対してスーパーハイスペックの受け・営業の松井に敗北感と劣等感を感じまくっている攻め・開発の里村。
他の飲み仲間2人のドタキャンにより2人でサシ飲むことになり、どうにかして松井に勝ちたい里村は酒の勝負を挑むが、
いつの間にか下半身事情の話になり酔った勢いでどっちが我慢できるかオナニー勝負に。
本当に、男同士!って感じで読んでてとっても楽しいです。
松井が優位に立ってわたわたしてる里村を楽しんでるのも可愛い。
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『高3限定』(序)――選ばれた生徒は1年間、先生とセックスができます。
あらすじ
高校生 × 高校教師
これはただの恋じゃない。
全寮制の男子校に通う小野は教師のイケダに恋をしていた。
高校3年の春、小野は彼が毎年3年生からひとりの生徒を選び、
1年間だけ肉体関係を持つという噂を耳にする。
古傷の語る謎、汗臭いセックスの日々、そして数々のウソ……
一体、誰が本当のこいと言っているのか?
真実とは何か?
身も心もボロボロな教師と正義感溢れる男子生徒の恋は、
悲痛で凄惨な過去と共に衝撃のラストを迎える。
レビュー
このブログを始めて三度目の梶本レイカさん。
「コオリオニ」以前に話題になっていた「高3限定」です。
大体どのサイトを見ても梶本レイカさんのご紹介のところにこのタイトルがあって、
ずっと気になっていた作品でした。
あらすじを読んだところ、学園モノ? 先生と生徒?
衝撃的と言っても学園モノでしょう?
これはわりとライトかもしれない。
甘かった
自分の甘さをどつきたくなるレベルです。
学園モノかと思っていたら、いつの間にかその地域にまつわる悍ましい話に発展していました。
些細なことだったのに、蓋を開けてみればとんでもない大事に繋がっていたと言いますか。
1巻の表紙は高校教師・イケダ(受け)の後ろ姿で、
背中に赤いアザのようなものがあります。装丁はUV厚盛かな、とても綺麗。
何かに浸食されていくイメージイラストかと思っていたらこれ、
アイロンの痕でした……ヒィ!(このアイロン痕の謎についてはまたのちほど)
梶本レイカさんの作品は、こういった身近に感じられるようなリアリティが怖い。
そして、イケダの身体。
作者の画風から描かれるキャラクターは元々手足が細くて長く、
そのうえ、イケダがガリガリの拒食体質なので骨と皮のような身体が際立って見えます。
そんな身体を綺麗だと欲情している小野(攻め)に対しても少し異常さを感じたり……。
精神攻撃やグロ描写の覚悟はしていたけどさすがに驚いたところもありました。
しかし1話の、二人が「高3限定」を結ぶ前のほのぼのとした学園生活から歯車が狂いだす感じ、
嫌いじゃないです。
始めから読み返していきつつ、レビューを書いて消化していきたいと思います。
ストーリー | ★★★★★ |
作画 | ★★★☆☆ |
衝撃の展開度 | ★★★★★ |
サスペンス・サイコホラー度 | ★★★★★ |
映画みたい | ★★★★☆ |
読む人を選ぶ作品 | ★★★★★ |
キャラクター
小野耕平[攻め]
全寮制の学園に通う高校生。背が高くて大らかで素直で明るい性格。
美容整形外科医の父とモデルの母親を持つ。
入学時からイケダに恋をしている。
イケダイクミ[受け]
卒業が近くなるとアザができてガリ痩せする。
「高3限定」(下記参照)として1年限定の相手に酷いことをされているのではないかと噂されている。 選考の基準は「何でもかんでもベラベラおしゃべりしない セーシが出るイイ子」。
「高3限定」とは
一、愛人に選ばれるのは毎年1人
一、3年生であること
一、関係は卒業までの1年間
一、イケダにはなにをしてもいい
次回
読むのにも理解するにもほんと~~~~に時間がかかるので、
考察を含めた感想は1巻ずつ分けていこうと思います。
連続して投稿できないかもしれませんが、お付き合い頂けたら幸い。
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